駅名標にピカチュウ!愉快なポケモントレインの旅
リニューアルしたポケモントレイン気仙沼号に乗ってみた。
■車内のいたるところにポケモンが!
車内はいたるところにポケモン、とくにピカチュウのイラストがそこかしこに描かれている。シートや窓下の壁、荷棚脇のスペース、ドアなど様々な場所にはっきりとしたイラストから、よく見ないと分からないようなシルエットのような図柄まであり、賑やかで楽しい。当然ながら親子連れが多いけれど、若いカップルや、男性二人連れ、おじさんの一人旅など乗客はバラエティに富んでいる。
定刻に発車。ポケモンの音楽が流れ、愉快なアナウンスとともに旅が始まった。先頭車両のプレイルームがオープンしたとのことで、こどもたちが一斉に先頭車へ向けてかけ出した。一方、女性アテンダントさんが乗車記念品を配ってまわる。袋をあけてみると、ピカチュウの缶バッジ、乗車記念証、シールセット、それに「おもいでノート」が入っていた。「おもいでノート」には、車内の案内図、スタンプ押印欄があり、すでに気仙沼駅のものが押してあった。途中停車駅2つと終点の一ノ関駅の欄があり、それは停車時間中に押すことになる。そのため、途中駅の停車時間がかなり長く取ってあるのだ。
とりあえず、先頭車両をのぞいてみた。すでにこどもたちが賑やかに走りまわっている。ピカチュウのぬいぐるみの小さいものを抱きかかえたり、大きなものに触ったりと、見ているだけで目が回りそうだ。列車は、気仙沼の市街地を離れ、大川に沿って丘陵地帯を走っている。